モダンリビング 2009年1月号

北欧家具に惹かれる理由

■デンマークの「デザイン」と「人」 北欧家具に惹かれる理由
■今、最も快適なのは、モダン空間に北欧家具! 北欧インテリア
■生活が変わる、生き方が変わる インフィル・リノベーション
■建築家の発想を形にした 渾身の住宅
■WALLPAPER 壁紙を変えよう!
■モダンデザインの源流・アーツ&クラフツ ウィリアム・モリスの残したもの

No.182
2008年12月7日
定価1600円

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北欧家具に惹かれる理由

北欧家具に惹かれる理由

日本での北欧家具人気は、今や一過性のものではなく、定番となりました。なぜ私たちは、北欧の家具にこんなにも惹かれるのでしょうか。現地取材を通して、巨匠デザイナー3人と、デンマークを代表する照明ブランドの、昔も今も、そしてこの先の未来も愛され続ける普遍的なデザインの魅力を紐解いていきます。

北欧インテリア

北欧インテリア

今、日本の住宅は「シンプルモダン」が主流です。そんな空間にはシャープでデザインの際立った家具ももちろん合うのですが、そういう空間だからこそ、もっと温かみのある北欧家具を合わせたい気がします。とはいえ、北欧家具だけでコーディネイトするのでは、落ち着きすぎ、モダンな空間とバランスがとれません。北欧家具を中心に、他のテイストや、北欧以外のデザイナーのアイテムを加えたり、新鮮な色使いにするなど、目指すのはミックス・スタイルの「北欧インテリア」です。

インフィル・リノベーション

インフィル・リノベーション

「インフィル・リノベーション」とは、建物の躯体だけを残して、内部をすべて取り壊し、再構築すること。一般的に使われる「リフォーム」という言葉には、内装を変えるといったニュアンスが強いのですが、「インフィル・リノベーション」は、間取りを変える、インテリアを新しくするだけではなく、空間そのものをつくり変えてしまう大掛かりな改築といっていいでしょう。リノベーションには、さまざまな制約がつきまといますが、「できること」はたくさんあり、建築家は暮らしそのものを快適にするために、時には、住み手が予想しなかった大胆なプランニングを提案します。それによって、生活や人生が画期的に変わることも珍しくありません。新築に比べ、環境や周囲の人間関係が変わらない、暮らし方のパターンがわかっている分、確実に家をカスタマイズできるというのも、リノベーションの大きなメリットです。リノベーション後の住宅は、外壁はそのままに、まったく新しい家に生まれ変わるのです。

渾身の住宅

渾身の住宅

建築家、住み手、職人─それぞれが渾身の力とアイデアを出し切ってひとつのものを完成させたとき、「住宅の未来」が見える。この住宅は、環境と共に在り続けることを目指した。

壁紙を変えよう!

壁紙を変えよう!

インテリアの構成要素の中で、最も面積が大きい壁ですが、日本の住宅では、無難な白い壁を選んでいるのが現状です。壁紙はインテリアの印象を簡単に一新できる便利なアイテム。まずは、コーナーや個室など、小さな場所から取り入れましょう。

ウィリアム・モリスの残したもの

ウィリアム・モリスの残したもの

2008年から2009年にかけて、アーツ・アンド・クラフツ運動の、そしてモダンデザインの先駆者、ウィリアム・モリスの展覧会がいくつも開催されています。今、なぜモリスなのか? モリスの残したもの─それは今も愛されている自然をモチーフにした壁紙だけではありませんでした。